コーチング?カウンセラー?プロ志望はいいが、誰かの真似ならやめとけw

いまの人々にとって、例えば「コーチング」「カウンセリング」「コンサルティング」という言葉にどのような連想がくっついているのか、俺は知らないし今や興味もなくなったが、ちょっと考えてみるなら、それが自分に関係のあるものという連想を持つ人はほんの数%にも満たないごくごく限られた、極めて稀な人達だと思う。(10年前から変化無く、そうでは?)

それで、そのへん(あちこち)で様々な人達から展開されているコーチングなるものは、実際にほとんどの人にとって自らに関連付ける重要性など全く無いと思うので、現在以上のウェートでこの概念が広まる必要ってのは特に無い。(一部、コーチングをもっと普及させるんだ、みたいなエネルギーとかコンセプトが存在しそうだが、それはそれを語る当人たち自身を売り込む口実、お題目、つまり大義名分であって)

しかしながらそれは上記したほんの数%に満たないごくごく限られた人達にもコーチングが無意味であることを意味しておらず、依然としてこの人達には「関係のあるもの」であり、その中にはこの概念が限りなく重要なものである(人生の中心である)、という人も存在するし、その状況は今後も続くのだろう。

ところでこの考察が一体なんの意味を持つかというと、別に大した意味を持たないのだが、

例えばUNO流の介入が求められて、それが買われるとき、その介入が”コーチングだから”買われるということはほぼ無く、UNO流の介入が拒絶されるとき、その介入が”コーチングだから”拒絶されるということはほぼ無いことから、プロフェッションがやっていること(売っていること)はどう考えても職業概念自体ではなくプロ本人がCL(クライアント)にもたらす「影響そのもの」という当たり前過ぎる結論(教訓というか)を思い出すことは出来るわけだ。

プロデューサー(ビジネスコンサルティング)という機能を求められて手伝っていると、彼ら彼女らはコーチングを売りたい、カウンセリングを売りたい、セラピーやヒーリングを売りたい、コンサルティングを売りたい、講座を売りたい、などと思っているわけだが、何はともあれ、まず、その考え方についての”ズレ”に気づいてもらわねば先に進めない。「そんなものは誰も買わない」ということに気がつかないと、ね。そもそも誰も買わないものを一所懸命売ろうとしてどないすんのよ、空回りして疲れるだけじゃん、と。

 

当然に「自分は誰に対して、どのような影響を、売ろうとしているのか」に視点を置かないと。

(無論、売りたいなら、という前提で)

 

自分が誰に(どのような属性の人に)どのような影響を与えたいか。

ここでちょっと勉強してる人やそのへんのコンサルタントという職業の人達は、「それはお客視点ではありませんね」とか辛気臭いツッコミをしてくる可能性があるが、俺はあえて「(プロ側が)もたらせたい影響」について語っているのであって、決して「(マーケットが)受け取りたがっている影響」に視点をリードしたいわけじゃない。

ことプロフェッションにおいては(特にプロコーチとかカウンセラーは)、世の中の誰かが顕在的に欲しがっている「(自分への)影響」(つまり顕在ニーズ)など、重要視しなくて良い。

そんなことより、まずは自分(プロ側、つまりあなたが)が沢山の人に「もたらせたい影響」が肝心であることは何度でも強調したい。あなたがどのような影響を提供したいのか、だ。極端に言えば、たとえそれが誰にも相手にされないかも知れない(欲しいと思わない)「影響」であったとしても、まずはこの視点と発想で設計すべきなんだ。

 

その理由は明白で、それをごく簡単に書けば、

持続可能な “あなたの” プロフェッショナルビジネスを構築するため。

 

実は我々の方でのこれまでの研究なり経験から、例えば10年単位で、あるいはより長く、言ってみればこの先ずっと死ぬまで活動していたいと思うなら、人々がもつニーズに対して一所懸命応えようとするよりも「自分が誰にどんな影響をもたらせたいか」をワリと自分勝手に考え、それを基軸にマーケティングを実行した方が、よっぽど効果的であることがわかっているのだ。もちろん市場へのペーシングという意味合いでの、「与えようとする影響」についてのアレンジ(メッセージレベルで)は必ず要するだろうが、発想の基点はあくまでも「自分が影響したいこと」から組み立てるのだ。そうすればメッセージの一貫性(ブレがない)を保つことが自然に可能となり、以後の商品開発(講座開発、メソッド開発)も断然やりやすく成るわけだ。

 

ところで、プロコーチ志望や、心理カウンセラー志望の方に「なんでカウンセラー(プロコーチ)になりたいの?」と質問するとき、

 

「○○さんに憧れていて」

 

と、世間で活躍(成功)しているらしい人の名前を挙げて、その人の様になりたいという回答はよくあるのだが、このような返答をする人ってそのままでは決まって、うまくいかない。

その成功者が市場や顧客に与えている影響を自分も与えられるプロになるんだと思うのだろうが、なぜそれが「必要」なのか、話を聞いていて、いつも疑問に思う。

その成功者が誰かにもたらした影響が素晴らしいもので、それをもっと広めたいと感じたのなら、その方の事務局機能など願い出て、その人をさらに市場に紹介する活動を行えばいいのではないか?

なんで、あなたが「その人の様にならねばならないか」の意味がわからないのだ。既にその人が出来ているなら、うまくいっているなら、それを応援するかマネージャーにでもなってその人を一所懸命売ればいいのだ。まだ何者でもない実力もない経験もないあなたが「時間を掛けて、その人になる」ことなどあなた以外の誰も求めてなどいない。

 

そう、独創的な影響、上述した「あなたが与えたい影響」「あなたにしかもたらせられない影響」でないなら、それをあなたがやる理由がない。

 

重要なのは、というか結果に繋がる目標の設置方法として、その憧れの人をモデリングした先に、あなたにしか提供できない「独創的な影響」に視点を置いて欲しい、のだ。最初から。

全くの最初から、プロを目指し始めるその初日から、「モデルの先」に独創的影響の発揮を地図化し、その地図を眺めた時には「これは自分には可能だ、自分にこそ可能だ」という質感をしっかり持つこと。

この質感を持って、仮に半年でも精力的な活動(対象のモデリングプロセスを含む)を一日も休むことなく出来たなら、それだけの熱意が半年の間一日もこぼれ落ちぬなら、その後(2年〜7年後、〜15年後)には必ず結実するだろう。だいたい半年でこれがわかる。

熱意や情熱が半年と続かぬなら、とっとと別のことを目指したほうがいい。

“当たり前に最初の半年の間、1日も欠かさず情熱を注げる何か” を。
つい先日も宇野のもとに、弟子入り希望の連絡があったが、上記の観点で話し合い、別の何かへとリードしたところだ。

 

さて、あなたの、あなたにしかできない、独創的な影響とは…。