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じんりゅう(人流)ってなんやねん

 

4月の菅さんの会見で用いられて依頼、メディアで使用されることになった「人流(じんりゅう)」という言葉ですが、

今の時点では、どの辞典にもその意味が解説されていない様なので、

その点でこれは「新語」ということになりそうです。

 

少し調べると、国土交通省内で統計的なレポートや省内の連絡内容に「人流」は使われていた様ですが、これにしたって要するに役所内の内輪言葉ということです。

この言葉を、さも古くから使い続けていますよ、と言わんばかりに当然に用いられていることには、個人的には違和感しか無いですが、もはや多数の個人も当たり前に(以前から使っている様な顔をしてw)使用しているので、まぁそのうち定着はするのでしょうね。

ところで、「人の流れ」や「人出」という言葉で事足りるはずなのに、このような新語を社会にぶっこんできた意図は何かあるのでしょうか。

 

てか、「当然」あるでしょう。

 

その意図は一体?狙いは??その先の影響は??

という思考脳を働かせるのは、PCM的にも「メタ認知力」を高める良い練習法と言えますね。

 

 

個人的には、(以下は考え方のサンプルですよ?)

 

この言葉に対して、

・違和感
・冷酷さ
・自分と自分以外の境界を強める
・「他人」という生き物が、統計的・データ的・デジタル的・バーチャル的な対象になる
・国家が「ヒト・モノ・コト」を同列(同じ論理階層)で捉えていることを確信させる
・・・

などの「印象」を覚える。しかし新語が定着し、これらの印象が人々の「リアリティ(気づくことにない”当たり前”)」になった先には、

人々は逆に、心理の根にあるはずの「孤独・孤立を恐れる」「共同体感覚の渇望」などが刺激されるだろう。

よって、人々は「(他者との)ふれあい」を心から欲する感覚を強めるだろう。

従って、「ふれあい」を再定義したり、「ふれあい」を獲得できる何か(商品・サービス・コミュニティ)に引き寄せられる人が急増するのではないか・・・

仮の結論
「人流という新語が社会に無意識的に受け入れられた先に、人々は逆に ふれあい を求めて止まない心理に ”悩む” ことになる」

もう一度書きますが、これは個人の感想であって、考え方のサンプルです。

しかしこの程度の思考練習は、折に触れて実行することを、サロンメンバーや生徒さんには伝え続けています。

 

 

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