メンタルケア無料相談 & 実用心理メソッド PCM を修得する私塾

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PCS10年目にして、さらにオモシロイ展開に。愉しみやなぁ。

今日(昨日)、PCS第41期の最終モジュール。
授業(査定)を終えて、クリアした生徒さんに認定証発行。最終査定は何名か不合格としたが、次に繋がる課題が明確になったので、該当者は頑張ってね。今日の授業もチェックイン(授業開始直後の質疑応答時)で個人的にはかなりオモシロイやりとりが交わされたと感じたが、ふと思い出せばわずか3期や4期前よりも質の高い情報交換であったと感じるし、例えば10期前などとは比べ物にならない程にシンプリファイされた情報が提供可能になったと確信する。各モジュールで展開されるSET瞑想(自己編集技法)そのものは変わりないが、ことチェックイン時のレヴューに関してはそのように思う。

この春、新しいファシリテーターが6,7人誕生し、12時間でPCM(プロコミュニケーションモデル)を速修する1Dayワークがここそこで開講される。予定では岡山、滋賀、兵庫、京都?大阪市南部?などで、おそらく向こう一年の間に関西を中心に多発開講。講師育成に関してはその指導方針をゴロッと変えた関係で、この先数年のうちにさらに数人から十数人程度の新講師が誕生する見込み。

男女の自分開発系、コミュニケーション系、心理学系のセミナーとか講座などは、あちこちでせわしないほどに新しく出てきては消えるという状況の中、PCSは10年目?本体のPLAは12年?とかの比較的長期にわたって持続。しかも受講者にとっては最長で2週間程度しかその効用が続かないケースが圧倒的に多い、すなわち意識性情緒的変容しか得られないものばかりの業界で、PCSはその効用が無自覚に続く無意識性構造的変容をもたらす稀なトレーニング(ただし、どのような変容かは受講者それぞれが意思決定し、講師はその部分に一切介入しない仕組)であることからも、講師増員と速修コース設置のプランについては、個人的にワリと愉しみにしている。なぜならこの講座シリーズが、構造的な変化変容を求める小さなマーケットにとって、他では提供できない価値を展開できることを知っているから。

ちなみに意識性の情緒的変容ってのは、要するに受講者の反応が「わかった!理解した!気づいた!腑に落ちた!感動した!感銘を受けた!これで変われそう!役に立った!」といった情動を得て、自分の行動モデルに対して意識的に”これまでと違うパターン”を採用する変化とか変容のこと。え?何か講座を受けるんだからそういう情緒変化は当然というか、それがそもそも受講の目的じゃないの?と思うかもだが、おもしろいことにPCSではそんなものは講師側の”狙い”の中心ではない。逆にこのような生徒の反応を獲得したがる傾向を講師のマインドから徹底削除する。そういった感動が生徒側からフィードバックされることを講師のやりがいや目的や目標にはしないのだ。(変なの、と思うw?)

実は生徒からの感動フィードバックを得ることなど、まともなトレーニングプログラムを準備すれば何の難しさもない。そんなものは、ある程度スピーカーとしてのスキルさえあれば誰でも可能なことであって。

その昔、紳助さんが、よしもとの芸人を目指す若者たちに講義した内容の中に、「若い女のコたち(お客さん)が劇場の前列に陣取って、ちょっと売れ始めたキミたちに対して、追っかけ的にキャーキャー言って集まり、キミたちの芸に対してケラケラ笑うことがあるかもしれん。そやけどそうなったら、気をつけろよ、その女のコたちを笑わしに掛かったら絶対あかんで。そんなことしたら、劇場客席の後ろのほうで、キミたちがホンマに笑わさなあかん本当のお客さんが舌打ちしてキミたちを見限り、会場から出て行くことになるんや。」というのがあった。(たぶん、いや間違いなくこの記述は俺の記憶だけを頼りに書いたので、実際語られた内容とは絶対違う(笑) が、意味合い的にはズレてないはず)

なぜその道のベテランが、若手らに、前列の若い女のコたちを笑かすことに警鐘を鳴らすのかを考えてみた時に、おそらくその属性のお客さんは、すぐに別の芸人に移りやすい流動性の高いファンであることを知っていたからだろう。

このベテランの警鐘話は、PCS講師育成の局面で必ず伝えてきている。感動フィードバックを獲得しに掛かったら絶対あかんで、というアレンジで。

そもそもPCSは意識性の情緒的変容を受講者にもたらすためにつくったのではない。だからごく簡単に獲得できる生徒からの感動フィードバックに講師が逆満足・逆感動してる場合ではないわけだw そんなことは当たり前で、生徒を感動させる講座など、国内だけでもゴマンとある。PCSはそんななかで競合他業者さんと、集客争い、生徒の奪い合いをやるつもりなど毛頭ないからだ。これは2006年開講当初から変わらぬポリシーで、だからこそNLPを教え、NLPの資格発行もしているのに、国内で一般的に展開されるような「NLP資格コース」という表現を一切行わず、「プロフェッショナルコミュニケーションスクール」という講座名で、特にセルフコミュニケーションをマスターして、自分の手で自分自身をいくらでも変化させ得る技法修得の講座として展開してきた。競合他業者が存在している、という観念は全くない。実際、競合など全くしていないのだから。事実、うちに入学される方は、どこかの講座と比較検討して入学されたというケースがほとんど無いのだ。比較対象がないから当たり前なんだけどねw

あ、長くなったw
ではまた、上記に関する周辺情報をそのうち書くことにする。

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