(2021/07/27 の記事)
出力は入力が元。出力を改善するなら入力にこだわる。
オリンピックなるものがいつ始まっていつ終わるのかは正確には知りませんが、関連速報がスマホ端末の通知機能に乗っかって自動配達されてくる関係で、個人的には数秒ですら報道機関の切り取り情報に認知コストをかけたくないので久しぶりに通知機能を整えました。
最近さらに、自分に入力される情報(プログラミング)と内在化されるゲシュタルト(ひとかたまりの情報)、それらを資源とするあらゆる出力(筋肉運動=思考言動)を注意深くあるいは丁寧に、客観的に、観察するようにしています。
これは特に、実用心理学PCMを活用してメンタルをケアするプロ育成の「MCMサロン」内で取り組んできている「Interest in(インタレスト イン)」という瞑想というかワークが関係しています。
これはごく簡単に書くと、自分の世界との繋がり方における、関心の「内外」の境界を”ぼんやり”と再認識して、「関心内」に関連したプログラミングを相対的に”増やす”という試みです。
逆に言うと「関心外」のプログラミングを環境的に削減していく、ということですが、これらによって「目標効果的な在り方」を達成していく、というワークですね。
(あ、ちなみに、これ読んだだけでは Interest in は実行できません。最も多い間違いは「自分の興味あることだけに集中する」という解釈ですが、これは完璧に誤りで、それでは無価値です。実際MCMサロンでは、あといくつかの重要なルールに基づいてワークするので、この致命的な間違いを犯さない仕組みになっています。)
ともかく今日の記事の主旨は、自分に意識的無意識的に入力される情報に、あまりにも無防備無計画過ぎてはいませんか?という投げかけですね。
各アプリの、各種通知・・・
特にメッセージアプリやニュースアプリ・・
あと突然の電話着信も・・・
設定ほったらかしで、あるいは初期設定のままで、または「通知ON?」の問に何も考えないで「はい」とタップする・・
一瞬でも目にした情報は、あなたの無意識に記録され、あなたの知らない間に資源化され、あなたの知らない方法で出力されています。
それらの出力があらゆる作用となって、反作用としての「あらゆる現状」をもたらしています。
現状が満足なら気にすることは無いのでしょうが、不満足なら一考の価値があると思います。